犬のしつけにおける悩みの一つに、
コマンドを日本語にするか?
英語にするか?
ということがあげられます。
犬が覚えられるのは
だいたい4字くらいの長さのコマンド
と言われているので、
できるだけ短いコマンドで
指示してあげるのが良いですね。
果たしてどちらがいいのでしょうか?
犬のしつけコマンド一覧
犬のしつけコマンドには
調べてみるとたくさんありますが、
我が家のロッティには
そんなに多くは必要としていません。
- よく使いそうなコマンド
- これから使ってみたいコマンド
を中心に整理してみました。
日本語 | 英語 |
---|---|
お手 | HAND/ハンド |
おかわり | CHANGE/チェンジ |
おすわり | SIT/スィット |
伏せ | DOWN/ダウン |
待て | STAY/ステイ |
ついて | SIDE/サイド |
止まれ | STOP/ストップ |
おいで | COME/カム |
放せ | DROP/ドロップ |
頂戴 | GIVE/ギブ |
褒める | GOOD/グッド |
ダメ | NO/ノー |
家に入れ | HOUSE/ハウス |
持って来い | TAKE/テイク |
ディスクを捕らえろ | CATCH/キャッチ |
股の間をくぐれ | THROUGH/スルー |
右回り | TURN/ターン |
左回り | SPIN/スピン |
英語コマンドの特徴
英語コマンドは日本語コマンドに比べると
短いフレーズになりますね。
普段よく使う
- お手
- お座り
- 伏せ
などは英語でも日本語でも
それほど大差はないのかなと思いますが、
ボールを投げて持ってこさせる時などは
「持って来い」
よりも
「テイク」
で済むので非常にシンプルになります。
シンプルになることの他に
英語コマンドの利点がもう一つあります。
実は犬は日本語よりも
英語の方が理解しやすいということです。
犬は子音の区別が苦手とされています。
例えば、
「スワレ」と「マテ」は
犬にとっては「うあえ」「あえ」
と聞こえる為、区別が難しいのです。
その為、
母音のアクセントを強調する英語の方が
聞き取りやすいと言われています。
しつけ教室では英語で教える事が
多くなっていることもあり、
これからは英語コマンドが
主流になっていくのかもしれません。
日本語コマンドの特徴
当たり前ではありますが、
やっぱりコマンドを出す側が
わかりやすい(笑)
日本語でやっていると、
その場の状況で
ついつい言い方を変えてしまったりして
犬を混乱させてしまう事がありますが、
統一した指示を出してあげるように
気をつけたいところです。
英語に比べて
文字数が多くなってしまう
コマンドもありますが、
独自に短いコマンドを
作ってしまうのも良いかもしれません。
犬のしつけコマンドは英語派?日本語派?
我が家のロッティは
結構悩んだのですが、
日本語コマンドでしつけています。
犬を飼い始めた当初は、
英語が主流になりつつあるし、
子供達にも英語に慣れ親しむきっかけ
になればいいなと思い、
英語コマンドでしつけようと思っていました。
ですが、
外で英語コマンドを出したりするのが
どうやら恥ずかしいらしく、結局
日本語コマンドになってしまいました(笑)
英語の方が犬にとって理解しやすい
などの意見もありますが、
しっかりやれば
日本語でもちゃんと理解してくれるので、
好みで選んで問題なさそうですね。
しつけは犬との信頼関係が
一番大切なので、
お互いストレスを感じずに
楽しくしつけができる方を
選んであげるのがいいと思います。